↑名店館トップへ↑
明治時代から続く、80年以上の歴史を誇る網野老舗料理屋!!
 ベールに包まれた秘蔵の味をちょっとだけレポート!

2002年12月04日、京都府網野町(浅茂川)の明治時代から続く料理屋、「藤右衛門(とうえもん)」にて、ここでしか食べれないコッペ丼やちょっとかわったお造りなどを食べさせていただきました。そんじょそこらの松葉蟹料理では味わえないカニ料理/魚料理に感動しました。ここではその内容を皆様に御紹介させて頂きます。


コッペ丼を代表に、よくある宿の料理コースではまずお目にかかれない珍品が目白押し!!
2002年12月04日 コッペ丼体験レポート


丹後半島沖産のコッペ(セコ蟹)を
豪快に丸ごと一匹使用したコッペ丼

[コッペ丼] 新発見!!丼の王様!!
 名店館でコッペのことを取り上げるようになって、コッペの需要はうなぎ上りだ。コッペとは松葉がにのメスのこと。オスの松葉がににはない内子/外子が絶品の味ということで、既にご存知ではないでしょうか? そんなコッペを丸ごと一匹使い、内子、外子、カニ味噌、カニの身などなど、コッペの持つ全ての味を一杯の丼に封じ込めたのが、この藤右衛門オリジナルのコッペ丼です。口に頬張るとカニ味噌の味がふ〜っと口に広がりして、続いて、コッペの身の食感が楽しめる。お米を噛むと、米と米の間にぎっしり散りばめられた内子/外子の味がはっきりと味わえる。旨い。とにかく旨い。コッペは今まで数多く食べてきたが、丼にするだけでこんなに旨いとは、、、いやはや驚きである。この一杯は確実に体験する必要がございます(^^) 下手ないくら丼くらいでは、はっきりいって相手になりませんm(_ _)m 明治より網野で創業開始したという老舗料理屋だけのことはあります。カニを美味しく食べる方法をよく知っておられます(^o^)。本日、わかったことは、私の好きな丼が、1位「コッペ丼」2位「ウニ丼」3位「イクラ丼」というなったということです。このコッペ丼、、皆様の中では何番目になりますかね!?


京阪神ではまず幻のような魚達が、藤右衛門の技にかかれば彩り鮮やかな料理となる。味も折り紙付き。

丹後の魚を知り尽くした魚料理の数々
 魚料理といえば、マグロ、ブリ、タイ、ヒラメなどが有名ですが、海に囲まれた日本なら車でちょっと遠出すれば、そんな魚はどこでも食べれますよね、、、でも、それでは面白くありません。やっぱり旅行先でしか出回らないような美味しい魚や珍味を食べたいというのが皆様の本音ではないでしょうか? 藤右衛門の魚料理はまさにそのような内容の料理となっております。ちなみに左右の写真は同じ魚です。ブリじゃありませんよ〜(^^) 焼き魚はテリテリの身とカリカリの皮のがGood!! 刺しは、上品で繊細な舌触り、且つ脂は控えな感じで、非常に美味い。たぶんほとんどの方が食べられたことのない魚だと思います。どうしても魚の名前を知りたい方は、藤右衛門さんへお問い合わせ下さい。余談ですが、美味い魚料理って手間隙のかかるものなんですね。そりゃあ、コスト削減重視の巨大宿でこんな料理は絶対に食べれませんわ(^^) 期待する方がおかしいですか!?


網野の味を今尚伝え続ける藤右衛門料理の数々

松葉蟹の具足煮(白ミソ和え)

旬の鰆(サワラ)のタタキ

絶妙な煮込みの角煮

丹後沖産の湯で松葉がに

[審査員Bの感想]
 こっぺ丼、具足煮と今まであまり知らない味を楽しませていただきました。特に具足煮は、白味噌仕立てで未知の体験でした。それにしても松葉蟹は一体どこまで楽しませてくれるのか、本当におそろしい食材です(^^) 他の料理も地魚の美味しさをストレートに表現し、先代からの伝統を守りつつも新しい丹後の味を楽しませていただきました。板長もまだ若く意欲もあり、これから楽しみな存在です。

[審査員Aの感想]
 コッペ丼、具足煮などの斬新なカニ料理に加え、印象的だったのは魚料理の数々。地元にいながらほとんど食べたことのない魚の料理の味に、しばし言葉を忘れました。灯台下暗しとはまさにこのことです。冬はカニの人気が凄すぎてどうしても影にかくれてしまう魚料理ですが、はっきりいって勿体無いです。カニに比べ比較的安いので、私なら、どこかの宿へ宿泊した翌日のお昼等に食べますね。やはり、本当の郷土料理の姿ってこういうものなんですね。この体験レポートにて、藤右衛門の創業80年という歴史は、続くべきして続いているものなのだと感じました。




藤右衛門
責任者:田茂井 裕幸

80年以上の歴史の藤右衛門とはいっても、現在包丁を握るのは、祖祖父の味を、今尚若くして伝える田茂井 裕幸さん(28歳)。確かに年齢は若いが、料理の味に関するあくなき探究心や、まやかし料理などを嫌う姿勢(妥協を許さない性格)など、私達との話の中でもビシビシ伝わってきた。今回の体験レポートにて、創業80年の藤右衛門が、これからもずっと網野の地で創業を続けていくだろうといくことを、私を含め参加者皆が感じたのではないだろうか。名店館の掲載店の中では最年少となるが、他掲載店などと競い合い、これからにもっと期待したい。
藤右衛門ページへ






写真及び文章等、全ての内容の転載を禁じます。
Copyright (C) 名店館. All Rights Reserved.